本小松石の阿弥陀如来像


本小松石は約400年前の箱根火山の噴火によって溶岩が海に押し出され急速に固まって出来た安山岩で神奈川県真鶴町のみ産出される希少性の高い銘石です。独特な淡灰緑色の落ち着いた風合いを持つ本小松石は関東地方を中心に高級石材として根強い人気を保っている。また日本の風土に調和した気品を持ち古くは鎌倉時代より墓石として用いられている。淡灰緑色を生かすため細かい平のみ仕上げできれいに作り柔らかな雰囲気の阿弥陀如来座像を制作した。

座像7寸7分
縦1尺3寸2分 横幅8寸2分 奥行8寸

神奈川県足柄下郡 (有)亀川石材店