八臂弁才天座像


座像2尺5分(身丈4尺)
光背と本体と荷葉座と龍一対が一つ石。
縦4尺2寸5分×横幅2尺4寸8分×奥行1尺6寸5分
山梨県都留市
曹洞宗 西方寺

頭上に老人(宇賀神)を載せ、鳥居を付け、腕が八本(八臂)有り、
弓・箭・刀・鉾・斧・長い杵・鉄輪・羂索を持つ。頭に白蛇の冠(宇賀神)をかぶるのは龍女の現れと言われる。
弁才天はインドでは河川の女神と言われ、日本では学芸や智慧に優れ、豊かな財福をもたらすと考えられ福徳や音楽の神とも呼ばれる。
弁才天も龍も、蛇も水に強い関係が有り、住職の強い希望により一対の龍を台座側に謹刻、創作した。